海外出張や海外赴任に直面する人はもう珍しい時代ではなくなっていますね。私もそうでしたが、そうした人はたいていマイレージカードを持っていますね。
頻繁に海外旅行する人も同じです。
コツコツとクレジットカード決済でマイルを貯めるよりも1回のフライトで数千マイル、もしくはそれ以上のマイルを貯めていくことができます。
国内の飛行機移動に比べたら、貯まるマイルは多くなります。
比較的海外出張の多い方で、
「マイルとか特に貯めてなかったし」
という人に出会いました。
私はすぐさまマイルや航空会社のステータスなどについて説明をしました。
とりあえずマイルは貯めておきましょう。クレジット機能のないマイレージカードなら年会費無料で持つことができます。
マイルを貯めてどうするのか。
特典航空券や座席のアップグレードなど、飛行機に乗る目的で使用できますが、航空会社独自のサービスにしか使えないわけではないんです。
コンビニで使えたり、スタバで使えたり、楽天市場やYahoo!ショッピングで買い物できたりするのです。
ANAマイルを使う
マイルを交換する上で1マイルの価値を最も持たせることができる交換先は特典航空券と言われています。ですが、人気路線は当然ながら、取得するのは競争ですし、マイルには有効期限があります。
飛行機に乗らないなら、他のことに貯めたマイルを使えばいいんです。
有効期限の迫ったマイルは、例えばTポイントなどにも交換することができます。
ANAマイルは各種さまざまな提携ポイントとも交換可能
ANAマイルの提携ポイントは多岐に渡っていています。必ず、普段利用しているお店やネットショッピングで使えるポイントが見つかるはずです。
- Tポイント
- nanacoポイント
- 楽天スーパーポイント
- スターバックスカード入金
- ヤマダポイント
- セブンカードポイント
- iTunesギフトコーナー
- iDバリュー
他にもありますが、例えばこんなポイントに交換することができます。
交換マイル数に注意
期限の切れるマイルを、急いで普段利用している手頃なポイントへ交換することができて便利ではあるんですが、実は年間のポイント交換には限度があります。
提携ポイント交換マイル数累計が20,000マイル(2口)までと、それ以降の場合では、交換レートが変わってくるのです。
Tポイントを例に説明すると、
<20,000マイル目までの交換>
- 1回目の手続き 10,000マイル(1口)を「Tポイント」に交換 ⇒ 10,000ポイント
- 2回目の手続き 10,000マイル(1口)を「Tポイント」に交換 ⇒ 10,000ポイント
これで合計20,000マイルを提携ポイントに交換したことになります。
<30,000マイル目からの交換>
- 3回目の手続き 10,000マイル(1口)を「Tポイント」に交換 ⇒ 5,000ポイント
以降も同様
1マイル=1ポイント(1円相当)のレートが30,000マイル目(3口目)以降では1マイル=0.5ポイント(0.5円相当)になり、一気に半分になります。
これではさすがに交換する気になりませんよね。
ただし、これは同一年度内での制限のため、次の年度になれば、再び10,000マイル=10,000ポイントのレートで2口交換できるようになります。
まとめ
マイルの使い道に困っているなら、等倍交換のできる20,000マイルまではこの使い方は悪くないかと思います。
小数かもしれませんが、飛行機に乗るのにマイルを貯めない人は、身近で使えるポイントを貯めると思って、マイレージカードを作っちゃいましょう。
1回限りの出張でも、遠出ならちょっとした小遣いになるくらいマイルを貯められます。
コメント