日本で飛行機をよく利用する人であれば、JALやANAのマイレージカードを持っている人も多いと思います。
幸か不幸かインドに行くことが決まったら、さっそくマイレージカードを準備することをオススメします。今後、頻繁に出張の機会が増えたり、赴任なんてことになるなら、飛行機に乗る機会が増えるはずです。
これまで飛行機とは縁のない生活を送っていた人も、まずはマイルを貯める準備をしておくことで、何かの役に立つと思います。
では、インドに住んでいたり、出張に行くことが多い人はANAとJALではどちらのカードを持っているとお得でしょうか。
どんな航空会社が就航しているのか
インドの首都デリーにあるインディラガンジー国際空港に就航する主要な航空会社を挙げてみます。日本から直行またはアジアの主要都市で乗り継いで行ける路線です。
・日本航空(JAL)
・キャセイパシフィック航空
・全日本空輸(ANA)
・タイ国際航空
・シンガポール航空
・エア・インディア
海外に拠点を置く航空会社ももちろんインドに出入りしていますが、日本国内線でも継続してマイルを貯めていくなら、やはりANAかJALのカードを持っておくことになるでしょう。
どちらも上級会員になれば、同系列アライアンスの航空会社を利用する場合にも同等のサービスを受けることができます。
例えば、ANAで上級会員であるプラチナサービスに到達していれば、スターアライアンスのゴールドメンバーということにもなるため、タイ国際航空やシンガポール航空を利用しても、ラウンジを利用できたり、優先搭乗したりすることができます。
他の航空会社にもマイレージプログラムや上級会員の制度がありますので、特定の航空会社の利用が多い場合は、そこのマイレージプログラムに参加することもできます。
例えば、私が一時利用していたことがあるキャセイパシフィック航空にも「アジア・マイル」を貯めれたり、上級会員向けの「マルコポーロクラブ」というプログラムがあります。
香港経由便になるので、乗り継ぎとして比較的便利ですし、香港に立ち寄ったりする場合はメリットがあります。
ただ、マルコポーロクラブは上級会員の維持がけっこう難しいと感じます。また、別の記事で書いてみようと思います。
実際、ANAカードとJALカードではどっちの利用頻度が高いか
元インド駐在員として、実際ANAとJALではどちらのマイレージプログラムにメリットがあるのかを教えます。
インド駐在員にとっての楽しみのひとつに、タイやシンガポールへ食材の買い出しなどを兼ねた旅行があります。
インドを抜け出して、日頃のストレスを発散することは、多くのインド在住日本人にとって重要なイベントです。
今でこそ、デリーやグルガオン近辺にも日本食屋さんも増えてきてはいるようですが、やはり値段や品質、内容を考えるとまだまだ他の東南アジアの国には劣ると思います。
私の経験でも、やはりインドとフィリピンでは、日本食材の価格をとってみでも、かなりの差があるように感じました。
日本食材店の価格はフィリピンとバンコクでは似たような価格となっていて、日本の倍くらいします。
インドの場合はそれ以上します。
話を戻しますが、連休になると、日本人の多くはタイ、シンガポール、もしくはモルディブやドバイへも出掛けていくわけです。
インドに居てもやることが無い、もしくはインドから離れてリフレッシュしたいからです。
※もちろん、インド生活を充実させている方々もたくさんいます。
そのなかでもやはり、物価の安さや、日本人が多く住んでいることで、日本のものや食べ物が手に入りやすく、インドから直行便で行けるタイが人気です。
ゴルフやビーチリゾートも楽しむことができるので、日本からの旅行者にも人気の国ですからね。
インドからだと片道約4時間、日本から行くと6時間かかるので、近いというメリットもあります。
シンガポールは物価は高めですが、ユニバーサルスタジオやナイトサファリなど、観光以外に子どもと一緒に楽しめる場所がたくさんあり、家族連れに人気です。
有名なホテル、マリーナベイサンズを見に行くのもいいですね。
そんな、タイやシンガポールに行くときに利用するタイ国際航空とシンガポール航空はどちらもスターアライアンスに属しています。
それぞれの航空会社のプログラムでマイルを貯めても良いのですが、ANAカードを持っておくとANAのマイルを貯めることができます。
私の場合、日本に帰国するときはANA便だけではなく、タイ国際航空を利用してバンコク乗り継ぎで日本に帰ることもしばしばありました。
これはANA便の日本⇔デリーは成田発着しかなく、関西在住の私はANA便で伊丹⇔成田⇔デリーか、関西国際空港に発着しているタイ国際航空で関空⇔バンコク⇔デリーをよく利用していました。
ちなみに、どちらも乗り継ぎ地で待たないといけないのは同じですが、乗り継ぎ場所がすでに日本である成田乗り継ぎの方が、待ち時間においしいものを食べられることがポイント高いです。インドからの帰国者は食に飢えている。
ANAだけではなく、タイ国際航空とシンガポール航空両社を利用すれば、マイルと一緒にプレミアムポイントも貯まりますので、ANA上級会員の資格を目指しやすくなります。
JALカードを持つメリットについては、JALは発着時間の良さが好印象です。
ANAはデリー発着時間が深夜になるため、搭乗までに非常に眠くなります。冬は濃霧の影響で搭乗時間が遅れたりするのでつらいです。
日本語が通じて、成田からの直行便が飛んでいて、発着時間も比較的良いとなれば、実はインド初心者にとってはJALはおススメです。
まとめ
インド赴任者が日本以外によく行く国と、将来的に上級会員を目指しやすいということから、ANAカード推しで書きました。
出張で訪れるだけなら、利用する路線でカードを使い分けるのが、良いかもしれませんね。
ただ、マイルは交換するときに、最低交換数が決まっている場合があるので、どこかひとつにまとめる方が良いかと思います。
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