フィリピンは海外赴任先として同じ東南アジアのタイやシンガポール、マレーシアに比べれば、微妙と思う人もいるかもしれません。
これまであまり興味を持ってフィリピンを見ていなかった人からすると、セブ島のようなきれいな海をイメージできる場所がフィリピンだということも知りません。
そうすると、もはやフィリピンパブや麻薬などのイメージしかなくなってしまうからです。
私の周りでもフィリピンに対するイメージはホントに良くなかったです。
正直私もそのひとりでした。
でも、実際に経験したフィリピンは、
「帰りたくない」
それくらい生活環境は恵まれています。
フィリピン赴任するとどんなメリットがあるのかを挙げてみました。
目次
日本からの近さ

フィリピンの良さはやはり日本からの近さです。
海外にいると言っても、日本からは3時間半〜約4時間くらいのフライトです。
これなら何か急用ができても、すぐに帰ることができる距離だと思います。
ジェットスターやセブパシフィックなど、LCCも運行しているため、時期にもよりますが、価格的にも安価に済ませることもできます。
また、タイやベトナム、シンガポールなど同じ東南アジアの国、オーストラリアなどに行くのも、日本から行くより近くなります。
そのため、フィリピンを拠点にして、海外旅行へ出かけることができます。
フィリピン人が友好的

フィリピン人たちは一般的にも陽気で明るい性格のイメージを持っている人もいると思います。
実際、職場だけでなく、私生活でもいろいろな場所で外国人である日本人の私たちに友好的に接してくれます。
彼らのんびり加減に仕事では苦労する場面もあるかもしれませんが、フィリピン人全体的には上記したようにフレンドリーで付き合いやすいイメージです。
年中暖かいのが最高

日本と違い、年中温暖な気候なので、仕事のないときは1年を通して、サンダルと半パン、Tシャツで過ごしています。
朝起きるのに、布団から出たくない、と思うことが一切ないのは最高です。
寒いのが嫌いな私としては、これはポイントが高いです。
この気候のおかけで、コンドミニアムにあるプールに年中入ることができます。
きれい海もあります。
セブやボラカイなどはフィリピン国内線飛行機でマニラからは1時間ほどです。週末に一泊でも遊びに行くことができます。
また、子どもがいれば、喜ぶこと間違いなしです。
暖かい国ならではのフルーツの豊富さやお買い求め易さも魅力的です。
飲みの場では、サワーやハイボールにカラマンシーが定番です。
英語でコミュニケーションできる

フィリピンは東南アジアの国ながら、公用語として英語が使われるため、英語がどこでも通じます。
本物のネイティブスピーカーとは違うかもしれませんが、英語下手な日本人からすると、雲泥の差があります。
そのため、普段から英語に触れることができるので、英語学習しやすい環境があります。
英会話スクールもたくさんあり、多くの駐在員や家族が通っています。
フィリピンなら講師が家に来てくれて教えてもらう場合も安価なので、英会話を勉強するには恵まれています。
自分の時間を作りやすい

メイドを安価に雇うことができます。
そのため、掃除洗濯や洗い物などはすべて任せることができ、自分の時間を確保しやすいです。
メイドさんのスペックによっては、子守りや料理もやってもらえるため、駐在員よりは駐在員の奥様の方が楽チンな思いをします。
私などは、ときどき自宅にいるときにメイドが来て掃除をしていると、気になって落ち着かないたちですが、妻は平気で昼寝しています。
生活環境は恵まれている

駐在員であれば、治安の面である程度セキュリティのしっかりした住居に会社負担で住まわせてもらえます。
正直、マニラ首都圏でマカティやBGCの高級コンドミニアムに住めるというのは、かなり良い経験です。
ジムはあるし、プールはあるしで、自分では一生こんなところには住めません。
生活圏ではよっぽど田舎でもない限り、大型のショッピングモールやレストランが点在し、コンビニエンスストアやファストフード店はいたるところにあるため、普通に便利です。
カジノを楽しめる

フィリピンにはカジノがたくさんあります。しかも、24時間オープンしているので、ギャンブル好きにはたまりません。
しかも、カジノではビールを無料で飲めたりします。
いい気分で、勝てば最高ですね。
負ければ、ビール一杯が高くついたな、という感じです。
物価の安いフィリピンならではで、比較的低いレートから楽しめることもあり、出張者の余暇に連れて行く場所のひとつとしても重宝していたりします。
夜遊びを楽しめる

フィリピンといえばフィリピンパブ、というくらい日本でも有名です。
現地では、「カラオケ」や「KTV」などと言いますが、毎晩、かわいいフィリピーナとお酒を飲んだり、いろいろなことを楽しんでいる・・・という駐在員もたくさんいます。
日本に比べて価格が安いことも、遊びやすさを後押ししています。
お店の子に会うためにわざわざ日本から定期的に通っているような紳士も中にはいるみたいです。
何か楽しみを持つのは、仕事をするうえでの活力になりますね。
まとめ
さて、思いつくフィリピンの良さを挙げてみました。
考え方は人それぞれなので、もしかしたらデメリットだと思う項目もあるかもしれません。
海外での生活は、日本との違いにいろいろと戸惑うこともありますが、良い面を見てみるとちょっと興味が湧く人もいるかもしれませんね、
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